同音異義語というのがあります。日本語に多いのですが、英語にもあります。
日本語だと「こうどう(行動、公道、講堂、坑道など)」が」有名かもしれません。英語では少ないのですが、right(右、正しい)とか、ちょっと違いますがnight(夜)とknight(騎士)とか。
多くは発音のアクセントで区別できますが、「こうどう」はわかりません。前後の文章で区別するしかなく、たびたび間違えて受け取ってしまいます。
このように普通は「困りもの」の同音異義語ですが、言葉遊びとしてはおもしろいと思います。「かけっこ」はこの時期、運動会の徒競走を思い浮かべますが、「水や砂のかけっこをする」というふうにも使いますね。ご飯を食べながらでもこういう話をすると、お子さんが言葉や文字に興味をもつかもしれません。幼児にはまだ深く理解できることではないかもしれませんが、こういう話はあとになって思い出し、「ああそうだったのか」という理解のし直しが起きることがあります。
私は「巨人の星」のオープニングで星飛雄馬がグラウンド整備のローラーを引く場面で「思い込んだら」という歌詞が流れ、「重いコンダラ」と聞いてしまってローラーのことをコンダラというのだと勘違いしていました。中島みゆきの「時代」も「回る回る、4時台は回る」だと思っていました(笑・古い話ですみません)