あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年は卯(うさぎ)年。コロナをものともせず、ピョーンと飛躍する年にしたいですね。
 さて、私は事あるごとに、乳幼児教育では「非認知能力」が大事だとお話ししています。知識の詰め込みではなく、自己肯定感、やり抜く力、協調性、創造性を育むのが大事・・・
以下のページが詳しくてわかりやすいのでお読みください。
非認知能力とは?幼児期から学童期に育てたい「人生を豊かにする力 

・・・でも、ある人が以下のようなことを言っていました。
「非認知能力」はもちろん大切だけれど、「知識や技能」とセットにしないと、「水がちょうど100度で沸騰するなんて奇跡!」とか「24時間ちょうどで地球が一回転する不思議!」とか「北極点から赤道までがちょうど1万キロメートルの神秘!」のようなことを言いだす。(←全部、「そういう基準」で単位を作っているんですよね)
どんなこともなんらかの知識や経験がなければ生まれないですし、上の例のようにとんちんかんな学びになってしまいます。
乳幼児・初等教育では「育みたい資質・能力」として、【知識・技能】、【思考力・判断力・表現力(知識・技能を使う力)】、【学びに向かう力、人間性(非認知能力)】の3つの側面を挙げています。ふたば幼稚園では一つの側面に偏らず、3つの側面がバランス良く総合的に育っていくことを考えながら保育してまいります。
紙面の都合で詳しくは書けないのですが、年頭にあたってどうしてもお伝えしたかったのです。もっと具体的な遊びや生活の場面を例にあげてお話しする機会を持てたら、と思っています。
※ おまけ:ベトナムでは今年は「うさぎ年」ではなく「ねこ年」だそうです。ベトナムではだまされなかったんですね!