7月7日は七夕です。毎年この時期は天気が良くないのと、街中では光が多くで星がほとんど見えないのが残念です。

プラネタリウムなら天候や環境に関係なく最高の状態で星空を観ることができますし、解説員の方の興味深いお話も聞けます。私は中学生のころ渋谷のプラネタリウムに毎月行っていた時期があります。

もちろん星空は直接自然の中で観るのが一番です。星だけでなく、風を感じたり、いつ流れるかわからない流れ星をワクワクしながら待ったり。でもプラネタリウムで得た知識があると、そういう実体験もより豊かなものになると思います。この地域でもオリオン座くらいならなんとか見えます。発見するとすごく感動します。

今は「密」が不安でプラネタリウムに行きづらい方も多いと思います。(プラネタリウム側もかなり対策をしていますが) また、小さいお子さんは何十分も静かにしているのは難しいですよね。そこで探してみると「オンラインプラネタリウム」というのがありました。ライブ配信ですが、過去の動画もありました。

オンラインプラネタリウムの動画一覧

https://www.youtube.com/channel/UCYtkx96vFoVkdd86-2XlWQQ/videos

7月は七夕の話題もあるでしょうか?

七夕とか星に限らず、子どもの成長には実体験が一番ですが、実体験をより豊かにするものとしてITは役立つと思っています。実際、休園中のオンライン保育は園が再開してからの子どもたちの笑顔を作った一つの原因ではないかと考えています。ITの経験に閉じこもってしまうのも心配ですが、実体験につながるさまざまな経験をさせてあげてください。

幼稚園でも七夕にちなんだ活動を予定していますが、ご家庭でも七夕の由来や星座、天文現象の話題をご一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。


今月はもう一つ「ひとりごと」を書きました。ボツにしたのですが、ここに入れておきます。

私は話しの理解が苦手です。一つ一つの単語はまあ理解できますが、文章の理解がダメです。

なぜかというと、言葉を言葉としてしか理解できないからです。たとえばテレビを観ながら「これ、嫌い」と言われると、その番組が嫌いなのか出演者が嫌いなのか出演者が食べているものが嫌いなのか、わからないのです。そう伝えると、「今までの流れを見ていたらわかるでしょう?」と言われます。また、いくつか頼みごとをして、「終わりました」と言われると、どの頼みごとが終わったのかわかりません。「この時間に終わるのはこの頼みごとでしょ?」と言われれば、まあたしかにそうです(笑)

こういう、主語や述語が抜けていても前後の流れや状況を読んで理解できる人が羨ましい。でも私がそれをやろうとすると、9割くらい誤解してしまいます。誤解しないためにいろいろと聞くと「くどい!」と言われます。

逆に人に何かを伝えるとき、誤解されないように正確に言おうとしたときも、やはり「くどい!」と言われます。

こういう傾向の人、思ったよりも多いと感じます。コミュニケーションに困難を感じている人。

子どもは言葉やコミュニケーションがまだ発達の途中なので、あいまいな(文脈を理解しないとわからないような)指示はほぼ誤解します。逆に誰かに伝えようとしてもあいまいにしか伝えられないことが多いのです。「この子は何回言っても理解しない、同じ失敗を繰り返す」のは、もしかすると子どもにとってその指示があいまいだったからなのかもしれません。逆に子どもからの報告もあいまいなので、大人が誤解してしまう可能性もあります。「○○ちゃん、ぶった!」は、○○ちゃんにぶたれたのか、○○ちゃんをぶったのか。具体的に聞いてみるとこちらが理解したことと逆だったりします。

大事な話のときは、少しくどいくらいに具体的な文章でコミュニケーションをしてみてくださいね。