いよいよ4月になりました。新年度の始まりです。お子さんの入園・進級、おめでとうございます。1年間よろしくお願いします。
さて、ふたば幼稚園の教育方針のひとつに「科学する心を培う」というのがあります。もちろん理科とか物理・化学を教えるのではありません。「なんでだろう?どうしてだろう?」という気持ち(動機)を育てたい、ということです。将来学校に行って勉強するとき、「やらされているから」「怒られないために」「ご褒美をもらうために」勉強するのは無味乾燥ですし、怒る人、ご褒美がなくなったら勉強する気がなくなります。勉強を自らしてくれるためには、授業内容を「なんでだろう」「わかりたい」「わかったら楽しくなった」という気持ちを持ってもらうのが一番です。
子どもがそういう気持ちになるためには、まわりの大人がお手本になるのが効果的です。たとえば・・・
4月は「年度の初め」なのですが、幼稚園保育園をはじめ学校の年度はなぜ4月から始まるのでしょうか。アメリカやヨーロッパでは9月開始、韓国は3月、フィリピンは6月、台湾は7月・・・とバラバラなんです。
ここで答えを書くのもよいですが、みなさんも「なんでだろう?」と考えてみてください。今はGoogleなどの検索システムもありますし、最近はChatGPTなどで会話しながら答えを知ることもできますね。ぜひやってみてください。
- もう一つのクイズ。学校年度は4月1日〜3月31日なのに、その学年に在籍するのは4月2日生まれ〜(翌年の)4月1日生まれ。なんででしょうね?(こちらは法律絡みでかなりわかりづらいです)
この1年、お子さんと「なんでだろう?」を気軽にお話できたら良いですね。