先日の「急いでメール」でもお知らせしましたが、幼稚園では「できるだけマスクをするが、熱中症の危険があったり体質などでマスクをつけられないこともある」とご了承いただいています。

さきごろWHOとユニセフは、「5歳以下の子どもはマスクを着用することを推奨しない」というコメントを発表しました。

(参考)WHOなど指針公表「5歳以下の子どもにマスク着用の必要なし」|TBS NEWS

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4060268.html

  • アメリカなどでは幼稚園年長に当たる学年は「小学校0年生」の扱いなので、5歳以下(年中さん相当)を幼児としているのだと思います。日本では「年長児も含み」マスク着用の必要なしと受け止めています。
  • もちろん手洗いの徹底と、できるだけソーシャルディスタンスを取るという対応はしています。

大人は、外出の際などはマスクをつけます。私はスマホを顔認証で立ち上げられず面倒です(笑)

でもそれ以上に困っているのは、「表情がわかりづらい」ことです。表情はかなりの割合で口元が大切なのだと、マスクをつけるようになって感じました。よく「目が笑っていない」とか言いますが、逆に目だけで笑顔を表すのって難しいですよね。

子どもたちと接していても、マスクをつけていると反応が薄いと感じます。表情がわからないから。そこで実験してみました。登園してきた園児たちに挨拶するとき、

  1. 言葉だけで「おはよう!」と言う。
  2. 「おはよう!」と言いながら手を振る。
  3. 何も言わずに手を振るだけ。

その結果、一番反応が良かったのは 2 でした。そしてその次は、3 でした。つまりコミュニケーションにはもちろん言葉が大切ですが、身振り(ボディランゲージ)はすごく効果的だとわかりました。子どもがなにか話しかけてきたら(こちらから話しかけるときも)、振り返ったりうなずいたり、バンザイしたり・・・そうすることで気持ちの伝わり方がぜんぜん違いますよね。