明けましておめでとうございます。今年も子どもたちのため全力で良い教育をと、教職員一同頑張ってまいります。保護者の皆様にもふたば幼稚園の教育にご理解とご協力をお願いします。昨年末の終業式、園長のお話の中でこういうことをお伝えしました。「幼稚園の周りでみんなを守ってくれている警備員さんから、『ふたばのお子さんは、いつも挨拶をしてくれてとても嬉しいんですよ』と言われました。みんなも挨拶をされるととても嬉しいよね。ということは、挨拶をすれば相手が嬉しくなるんだ。相手が嬉しくなれば、自分も嬉しいよね。1年の最初に、『挨拶をする』『挨拶されたら自分も挨拶する』という目標を立ててくれるといいな」。
幼児はまだ、挨拶することの意味がわかりません。挨拶をしなくても普通に生きていけますから。でも、挨拶の習慣を続けていくと、挨拶によって自分も周りも嬉しく幸せな気持ちになることを体で感じられるようになります。
挨拶は「おはよう」「こんにちは」というものだけでなく「いただきます」「ごちそうさま」、「ありがとう」「ごめんなさい」など、いろいろな場面で発生します。まずは大人がお手本を示すことが大切ですね。
それから、子どもが挨拶をしないとき「おはよう、でしょ?」「挨拶しなさい」と言ってしまうと、「挨拶」と「叱られる」がセットになり、嫌な経験になってしまいます。「挨拶したら気持ちいいよね」と、促してあげてくださいね。挨拶してくれたら飛び切りの笑顔で応えてくださいね。
挨拶が飛び交うことで、笑顔と幸せあふれる幼稚園、社会になったらなと思っています。