2020年5月5日
保護者各位
川崎ふたば幼稚園
政府は緊急事態宣言を5月末まで延長することを表明しました。
幼稚園を管轄する文部科学省、神奈川県、また地域の施設の休園などを要請する川崎市からは今のところ通知・通達はありません。
ふたば幼稚園は今まで諸課題について幼稚園協会、近隣園と連携して方針を検討してまいりました。これは園ごとに対応が異なるとお子さんやご家庭に不公平が生じてしまうからです。
今回の件についても同じように意見交換などをしていますが、今のところ他園も決めかねている状況です。そこで現時点でのふたば幼稚園の方針(案)についてお伝えします。(現時点での案ですので、決定ではありません。ご了承ください)
【緊急事態宣言発令中の対応】
- 今まで通り、休園とさせていただきます。(政府から変更の発表がない限り5月31日まで)
- やむを得ない事情によりご家庭で養育できない方についてはご相談に乗ります。
【緊急事態宣言解除後の対応】
- 当面の間自由登園とさせていただきます。
- 緊急事態宣言の再々延長もあり得ますので、現時点では園の日程は確定しておりません。
- スクールバスは運行いたしますが、例年とは異なる運行になる可能性もあります。
- 登園する園児が多い場合は分散登園(1日おきに交互登園、午前と午後に分ける、など)をお願いする場合があります。
【園納金について】
- 保育料などの返還について川崎区の幼稚園の半数近くは「返還しない」で、それ以外の園はまだ対応を決めかねている状況です。
- ご家庭の側から見ると、保育料は「教育を受ける対価」ですが、園運営の側からは「固定費(建物・設備の保守、教材や備品の購入、人件費など)が含まれています。この収入を減額すると、良い環境で良い保育をすることが難しくなります。しかしこの特殊な状況に鑑み、年間の保育日数を確保できない場合、保育料を不足日数分お返しする方向で検討しております。保育環境や保育内容の質を落とさないために教職員一同が努力・工夫をしてまいりますので、ご家庭のご協力もよろしくお願いします。
長期休暇の短縮など保育日数確保の対応をとる予定ですので、休園期間の長さにより保育日数がどれだけ不足するか確定しないため、年度末に不足日数を計算しお返しすることとします。
※ ご事情によって月々の納入が難しい方のために保育料の延納を認める
予定です。(「延納願い」を提出していただきます) - 保護者会費、給食費は保育料に含まれておりますが、どちらも未確定要素が多いため、こちらも月々の返還はせず、年度末に収支の会計処理を行い残額をお返しする方向です。
- バス代は本来「バス維持費」で、年額を12等分させていただいておりますが、今回は特例として不足日数分お返しいたします。ただし運行委託・固定費(定期点検・車検等)については除外して会計処理を行い、年度末に返金いたします。
- 「いったん退園して、園が再開したら再入園した場合、退園の際に入園料は返還されるか、再入園に際して入園料は免除されるか」というご質問をいただきました。
→入園料は「幼稚園在籍の権利への対価」という位置づけで、保育日数などの影響は受けません。ご家庭の意思によって退園する場合は返還しない規定になっておりますのでご了解ください。また、いったん退園されたお子さんは再入園に際して新入園児となりますので、入園料をいただきます。
担任たちの作った動画は「どうがであそぼう」ですべてアップされました。休園期間の延長により、新たに動画を作ろうと思っておりますが、教職員自宅待機のためなかなか難しい状況です。なんとか工夫して新作をお届けできるよう考えております。
また、お子さんは幼稚園に行きたい、先生に会いたいと思っていらっしゃるでしょうし、先生たちもお子さんの顔を見てお話したいと願っております。しかし学校のオンライン授業のようなことを幼児に対して行えるかどうか悩んでおります。なにか良いアイディアがありましたらお教えくださると幸いです。ご連絡は欠席連絡フォームか info@futaba.ed.jp までお寄せください。
お子さんにとってもおうちの方々にとってもつらい日々だと思います。
近所を散歩したり、公園がすいているときを見計らって、ソーシャルディスタンスを保ちながら体を動かしたり発散したりしてくださいね。Youtubeなどでエクササイズ動画がたくさん出ていますので活用するのも良いですね。子ども向けのものもありますね。
- ときどき、小さな子どもが1人とか子ども同士で歩いていたり遊んでいたりする姿を見かけます。中には車道で遊んでいる子どもも。ふたば幼稚園の在園児、卒園児ではありませんでしたが、とても心配です。どうか必ず大人が付き添ってくださいね。(これは普段でも同じですね)