もう3月、この年度が終わります。子どもたちは卒業、進級に心を踊らせています。保護者の方々は期待半分、ドキドキ半分でしょうか。
新年度に向けて、「子育て四訓」をお贈りします。ときどき書いていますので、ご存じの方も多いと思います。

【子育て四訓】

乳児はしっかり 肌を離すな
幼児は肌を離せ 手を離すな
少年は手を離せ 目を離すな
青年は目を離せ 心を離すな

乳児はとにかくスキンシップが大事です。肌が触れ合うことで、その人を信頼し、大好きになります。幼児もスキンシップが大事だけれど、手が触れ合っていることで信頼を確かめられます。それと、手を離すと思わぬ行動をするからというのもありますね。少年になると親から自立したいという気持ちがどんどん芽生えてきます。手をつながれているのが煩わしくなる時期です。自立する気持ちを大切にしながら、でもまだまだ経験も少なく考えも深くないのですから、目を離さないことが大切ですね。そして青年になったら、子どもを尊重しつつ「どんなことが起きてもあなたを愛しているよ」という気持ちを持っていたいですね。