明けましておめでとうございます。今年も保護者の皆様とともに子どもたちのためにがんばってまいります。よろしくお願いします。

さて、最近、配信サービスで「最上の命医」というドラマを観ていました。小児外科医のお話で、難病の子どもが出てきたりしてハラハラしますが、手術は全部成功するので安心です(笑)

その中でよく登場する言葉があります。

「無限の樹形図」

樹形図とは樹木のようにだんだんと枝分かれしていく図形です。たとえばこのページ↓の図2のようなイメージです。

http://bit.ly/38h2aWx

これは数学の「順列」の説明図ですが、家系図などにもよく使われますね。「最上の命医」では主人公が「子どもの命を救うということは、無限の樹形図の先の、未来の子どもたちをも救うということだ」と言います。つまり救った子どもたちが将来子どもたちを作り、その子どもたちがまた子どもたちを・・・と、無限につながっていく命を救うことになるのだということです。

幼児教育に携わる私たちも、今ここにいる子どもたちを教育し幸せになってもらうことが、未来の子どもたちの幸せにつながっているのだと感じました。実際、ふたば幼稚園の卒園児がお父さん、お母さんになって我が子を入園させてくださったとき、「つながっている!」と実感して嬉しい思いになります。

これは家庭での子育ても同じですね。我が子を育てるということは未来の子どもたちを育てているということです。つながっていく命に想いを馳せながら、今ここにいる子どもたちを育てていきたいと思っています。