今月は交通安全の話をさせてください。特に自転車の乗り方。上から目線でお説教臭いと思われるかもしれませんが、お子さんやご自身を守るためですから、どうか聞いてくださいね。
ネットで調べれば自転車のルールについてたくさんのサイトがありますが、わかりやすいページを紹介します。
【自転車に乗るときの基本ルール「自転車安全利用五則」を守りましょう – 埼玉県】
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0311/jitensya/jitensyagosoku.html
道路交通法にはたくさんのルールが載っていますが、とりあえずここに書かれていることを守ればかなり安全です。少し補足します。
・ お子さんを3人乗せるのは厳密には違法です。でも「1人は家に置いてくる」なんてできませんよね。
ただし、チャイルドシートに載せないなら、おんぶするように決められています。抱っこだと万が一ころんだとき大人はうつ伏せに落下することが多いので、お子さんが潰されてしまうからです。
・ お子さんは必ずヘルメットを着用させてください。シートベルトがあるのならきちんと締めてください。大怪我を防げます。最初は嫌がっても、しっかり向き合って伝えていけばわかってくれると思っています。
・ あまり知られていませんが、一方通行道路は自転車も逆走してはいけません。とても危険です。(「自転車を除く」と書かれていれば逆走可能ですが、十分注意して走行してくださいね)
・ 車を運転していて怖いのは、「後ろを確認せずに進路を変更する」「一時停止の標識があっても停止せずに飛び出す」です。右側通行や車道の真ん中を走っていても、車の運転者はある程度「見えている」「予測できる」のですが、進路変更や飛び出しは予測が難しいのです。
大師中学校の前の道は横道からの飛び出しがとても多いです。私はあの道では横道が一時停止の道路であってもほとんど止まるくらいのスピードで通過しています。
・ チャイルドシートに子どもを乗せたまま自転車から離れないでください。以前お帰りのときに保護者の方がお子さんを乗せたまま忘れ物を取りに行こうとして自転車が倒れかけたことがあり、お帰りの挨拶をするために立っていた私が倒れる寸前に止めて事なきを得ました。
交通ルールを守ることはお子さんとご自身を守るだけでなく、お子さん自身にルールを守る・守ろうとする心が育ちます。交通ルールに限らずルール全般について、見本になるとともにお子さんが理解・納得してくれるように、お話をしてくださることが大切だと思っています。